｢どぅー､さくらが語るつんく♂さんの変化と沸き上がる使命感｣

ｰ工藤ｰ
｢病気の件があったので､つんく♂さんはハロー!プロジェクトの総合プロデューサーを退くことになったんですね｡だけどモーニング娘｡に関していえば､サウンドプロデューサーとして関わり続けている状態なんです｡だから他のハロプロのグループよりも､つんく♂さんとの関わりは深いんです｡手術のあとも連絡させていただいたり､ちょくちょくお会いしたりするんですけど､最近は雰囲気がふんわりした感じなんですよね｡｣

ｰ小田ｰ
｢たしかに､ちょっと感じが変わったかもしれないですね｡｣

ｰ工藤ｰ
｢なんていうのかな･･･以前のつんく♂さんは､もっと事細かにアドバイスをくれていたんですよ｡より正確に伝えようとして｡だけど今は｢任せたで｣っていう感じ｡アドバイスもわりとざっくりした感じになりましたね｡私としては､つんく♂さんに｢お前らなら大丈夫やろ｣って思われているよな気がするんですよ｡この前もレコーディングのときに｢今から録ってきまｰす｣って伝えたら､肩をガッと掴まれたんですね｡｢頑張れよ！｣って励ましてくれるよな感じで｡すごく心強かったです｡｣

ｰ小田ｰ
｢私が考えるようになったのは､つんく♂さんの楽曲をどう伝えていくのか､どう歌っていくのかということ｡病気の件があってから改めて過去の歌詞を読み直してみると､全然印象が違うんですよね｡たとえばですけど､｢今が大事｣とか｢当たり前が大事｣という言葉の重さとか･･･｡そういうつんく♂さんのメッセージをきちんと伝えていかなくてはいけない｡それができるのは私たちモーニング娘｡だけなんだと｡そういうふうに使命感を強く感じるようになりました｡

ｰ月刊エンタメ2月号よりｰ
改めて､つんく♂さんとメンバー達との信頼感の強さと師弟愛を感じる話だと思います(^_^)｡